手術・麻酔のご案内

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安全性を追求した、負担の少ない低侵襲手術を

PEACHどうぶつ医療センター(旧 ナガセ動物病院)では、2024年度において年間900件を超える手術実績(犬・猫)がございます。避妊・去勢などの不妊手術から、整形外科・高度な腫瘍外科まで、幅広い外科診療に対応しています。

当院が重視するのは「根治」だけでなく「動物の負担軽減」です。最新のCT検査による精密な術前診断、動物麻酔技能認定医による徹底した全身管理、そして「マルチモーダル鎮痛」を用いた痛みケアを組み合わせ、安全性の高い外科医療を提供いたします。

インフォームド・コンセントを重視した外科診療

手術に対する当院の考え方

大切なご家族である動物たちにとって、手術は身体的・精神的な負担を伴います。だからこそ当院では、医学的根拠に基づいた「手術の必要性」と「代替案」の両方を丁寧にご説明いたします。飼い主さまが心から納得して治療に臨めるよう、インフォームド・コンセントを徹底しています。

手術前に必ずお話しすること

  • 現在の病態に対する手術の有効性と目的
  • 内科的治療との比較と、実施しなかった場合のリスク
  • 具体的な術式、麻酔リスク、術後の回復シミュレーション

高度外科手術に対応する、大学病院レベルの設備と技術

経験豊富な外科医による高水準の外科技術

当院では、軟部外科(腹部・胸部・皮膚)、整形外科(骨折・脱臼)など、多岐にわたる執刀が可能です。

CT検査装置による術前シミュレーションを行うことで、肉眼では見えない血管走行や腫瘍の浸潤範囲を把握し、手術時間の短縮と出血量の最小化を図ります。また、無菌状態を保つ手術室と最新の電気メス・シーリングデバイスを完備し、安全かつ低侵襲な手術環境を整えています。

動物麻酔技能認定医による、リスクを最小限に抑えた麻酔管理

動物麻酔技能認定医による安全な麻酔管理

手術中の最大の不安である「全身麻酔」に対し、当院では動物麻酔技能認定医(日本獣医麻酔外科学会)が専門的な知識を持って対応します。麻酔担当医は執刀医とは別に配置され、心拍・血圧・呼吸・麻酔ガス濃度・体温をリアルタイムで常時モニタリングします。

高齢の動物や、心疾患・腎疾患などの持病を持つ子に対しても、個体ごとに最適な麻酔薬の選択(プロトコル作成)を行い、可能な限り安全に、眠りと覚醒をコントロールします。

FLOW

手術当日の流れと術前検査

精密な術前検査

血液検査、胸部レントゲン、腹部エコー、心エコーに加え、必要に応じてCT検査を実施。目に見えない異常を事前に把握し、麻酔の可否を総合的に判断します。

手術のご説明とお見積り

検査データに基づき、執刀内容と麻酔プラン、手術費用を詳細にご提示します。ご家族が納得されないまま手術を進めることはありません。

手術の実施(当日)

絶食・絶水の指示に従いご来院いただきます。術中は専任の麻酔医が付き添い、万全の体制で執刀します。術後はICU(集中治療室)にて覚醒を待ちます。

術後ケア・アフターフォロー

麻酔から完全に覚醒後、バイタルをチェックします。痛みの管理(ペインコントロール)を継続し、当日の体調を見て退院または入院を決定します。

PAIN CARE

「痛くない手術」への取り組み(疼痛管理)

動物が痛みを感じることは、単に辛いだけでなく、傷の治りを遅らせ、食欲低下や免疫力減退につながります。当院では「痛みが出てから止める」のではなく、「痛みの発生を未然に防ぐ」疼痛管理を徹底しています。

  • マルチモーダル鎮痛:複数の異なる鎮痛薬や局所麻酔、硬膜外麻酔などを組み合わせ、痛みの伝達経路を遮断します。
  • 術後ペインコントロール:ICUでの酸素管理と鎮痛薬の持続投与を行い、穏やかな回復を促します。
ABOUT

入院について

手術後は、回復状態に応じて短期または数日の入院を行います。入院中はスタッフが責任を持って観察し、獣医師が常にその子の状態を把握した上で管理いたします。
面会をご希望の場合は、時間帯や状態に合わせてご案内します。入院が不安な飼い主さまにも、こまめな経過報告を行いますのでご安心ください。

入院時の持ち物

入院中のお食事は当院ですべてご用意いたしますので、当日は身軽にお越しください。
なお、継続性や体質への配慮のため、以下のものにつきましてはご持参をお願いしております。

  • 現在服用中のお薬
  • 療法食やアレルギー対応食など、特別なお食事が必要な場合
FAQ

手術に関するよくある質問

高齢犬・高齢猫ですが、麻酔に耐えられますか?

年齢だけで手術を諦める必要はありません。当院では動物麻酔技能認定医による事前のリスク評価を徹底しています。たとえ持病があっても、適切な投薬や点滴で状態を整えることで、安全に手術を行えるケースは非常に多いです。まずは精密検査の結果を元にご相談ください。

手術後の傷跡はどのくらい目立ちますか?

可能な限り小さな切開で済む「低侵襲手術」を心がけています。縫合も皮内縫合(皮膚の表面に糸が出ない縫い方)などを活用し、動物たちが気にして舐めたり、抜糸までのストレスを減らす工夫をしています。

急な骨折や誤飲での緊急手術は対応可能ですか?

はい、緊急性の高い手術には優先的に対応できるよう体制を整えています。まずは必ずお電話にて状況をお知らせください。受け入れの準備を整えてお待ちいたします。

手術費用の支払いにカードや保険は使えますか?

各種クレジットカード、アニコム・アイペットなどのペット保険に対応しています。窓口精算の可否など、詳しくは受付にてお問い合わせください。